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僕の前に道はある 僕の後ろに轍が出来る

元サイクリストが綴る自転車や散歩を中心としたブログです。
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初夏を告げる曳山祭り

今年の連休は飛び石で、天気も後半崩れるなんて予想だがら、という訳でもないですが、近場にクルマを走らせて出かけることにしました。

中仙道の宿場町、垂井(たるい)で曳山(山車)祭りをやっているというのをネットで見つけました。
美濃路(東海道と中山道をつなぐ脇往還)と中山道の追分(分岐点)としても古くから栄えた場所で、古い町並みや建物も残されています。



子供歌舞伎が山車の上で演じられるのは、全国でも数箇所のようです。滋賀県の長浜が有名ですね。

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3台ある山車のうち、これが一番絢爛豪華な造りです。屋根の上には、キンキラ輝く金鯱に鳳凰、欄干には螺鈿細工が施されています。巨大な仏壇って感じもしなくもないです。同じような技術なんでしょうね。

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歌舞伎だからこれも男の子ですね。
演目は「鎌倉三代記」だそうですが、要するに頼朝亡き後の政権争いを題材としたものらしいです。
スジは判りませんが、熱演は伝わってきます。これだけの台詞を覚えるだけでも大したもんです。

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巨大な曳山には縁の下の力持ちとして若い衆の力が必要です。この祭りの主役は歌舞伎を演じる子供たちに他なりませんが、方向転換が彼らの見せ場です。

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こことは違いますが、学生時代に曳山の引き手のアルバイトをしたことがあります。30年前の自分たちの姿を重ね合わせてしまいました。彼らのうち何人かも近くの町の大学生ではないかと思われます。

祭りは何といっても見るより当事者が一番愉しむもの、なんですよね。

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気持ちのよい初夏の風に吹かれて、鯉のぼりも気持ちよさそうに舞っているようでした。

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名古屋祭りの山車を見に

見事な秋晴れの日曜日、地元で開かれていた「名古屋祭り」に出掛けました。

名古屋祭りは、昭和30年代に始まった新しい祭りです。
この日はメインイベントとして、「大津通り」という名古屋の南北を走る目抜き通りを、名古屋市役所前から名古屋唯一の繁華街である栄までのパレードが行われてました。
「英傑行列」という、日本人なら誰もが知っている、信長・秀吉・家康とその家来に扮した人々が繰り広げるパレードです。皆、よそで都を造りましたけどね。

実は、昨年、私の身内がそのうちの一人に選ばれたこともあり、何十年かぶりに見物したのですが、子供の頃から何度か見物に来ており見飽きた感があるので、今回は、パレードの先頭に登場する、名古屋地区の山車(だし)揃えだけを目的に出掛けました。

名古屋に残っている山車は、人形からくりのタイプのものが多いようです。人形からくりの山車っていうと、高山祭りが有名ですけど、全国に残っているほとんどが名古屋とその周辺の尾張地区ばかりのようです。
工業都市名古屋のモノ造りの伝統は江戸時代から連なっている訳ですね。

こんなタイプの山車です。
祇園祭や高山祭に比べると、シンプルなものですけど。

この山車、1週間ほど前に、神社の祭礼で登場したものを見に行きました。

名古屋駅にほど近い、ビルの谷間にある神社(花車神明社)に、3台の山車が集まり、神社にからくり人形の舞を奉納します。
祭りなので、提灯を山車全体にまとって、なかなか味わいのあるものでした。
こんな場所にたくさんの人が住んでいて引き手がいるのにも驚きました。祭りの時だけ戻って来られるのでしょうか。

人間関係がますます希薄になっている世の中でも、いつまでも山車が残っている町って、深い絆で結ばれているんですね。

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どの山車にも、こうしたからくり人形が乗っているのが特徴です。

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この行列の先頭に、えらい派手に手を振って歩いているオッサンがいるな、と思って見ていると、目の前まで来て(名古屋弁で有名な)河村市長だと気づきました。
ちょっと最近、維新の会ばかりにスポットが当たって影が薄くなってますが、相変わらず元気なオッサンです。
カメラを取り出す前だったので、撮りそびれました。

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この日、片側4車線の大津通りは、行列中は自動車通行禁止、行列は南向き車線を通るので、北向き車線は自転車天国です。ロードに乗った人たちが何人か気持ち良さそうに通り過ぎていきました。

勢ぞろいするかと思いきや、栄交差点で、山車は方向転換して、自分たちの町内に戻っていきます。
方向転換は、静かな山車祭りの中で、唯一の、引き手のお兄さんたちの見せ場です。

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今度は、スタート地点で山車揃えになっている?状態で、見てみようと思います。
山車だけを見に来るギャラリーってあんまり居ないかな。

この後、栄周辺が混雑のピークを迎える前に退散し、無料開放になっている徳川園を見に行って帰ります。
ママチャリに乗って名古屋市中心部を走る文字通りのポタリングでした。

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刈谷の奇祭「万燈祭」を訪ねて(2)

前回の続きです。

祭りは1日に2回、中心どおりに各町内の万燈が終結して、舞(万燈を持ったままくるくると回して舞う)を行います。

35度を越える炎天下で昼間っからパワーを出しすぎると、とても体が待たないのではないかと心配になります。
各町内の万燈の後ろには、給水ステーションが付いて回っていますが、この暑さと暑そうな法被を着て、動き回る訳ですから。

この暑さに参っているご様子。熱中症の一歩手前じゃないでしょうか。

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盛り髪で気合が入っているお姉さん。姉妹でしょうか。

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さすがに常時持ち上げるには大変ですが、置いておくにも微妙なバランスが必要です。
裏から見ると、巨大な障子戸がベースになっていることが判ります。

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万燈の担ぎ手がこの祭りの華です。宮本亜門風のお兄さん。

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でもこの祭りの本当の見所は、ねぶた祭りと同じように夜なのです。
万燈が中から照らされて暗闇に浮かび上がるような美しさを見せます。
昼間には、少し安っぽく見えた手作り感のある万燈も、幻想的に見えてきます。

写真が下手くそなので、うまく映っていないのが残念です。

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この祭りには、各町内の他に、刈谷市にあるトヨタ系御三家と言われる大企業(DENSO、自動織機、アイシン精機)も参加しています。地域貢献も大変ですね。
町内の万燈よりも立派な造りでしたが、盛り上がりには若干欠けているような感じでした。会社行事ですから当たり前ですね。

なぜだか動画のほうがまともに映っていました。

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刈谷の奇祭「万燈祭」を訪ねて(1)

いやあ、この土曜日は暑かった。名古屋の最高気温は36度。那覇より暑いんですね。
こんな日は自転車に乗るのは体に悪い、という訳でもないですが、各地で繰り広げられている夏祭りの見物に出掛けることにしました。

7月の終わりから8月の始めにかけては祭りが集中しており、7/28も津島の天王まつり、豊田のおいでん祭り、岐阜の花火大会、桑名の花火大会、など盛りだくさんですが、ネットで見つけた天下の奇祭というキーワードに惹かれて、刈谷の「万燈祭」を選びました。

駅に行けば、パンフの一つでも置いてあるだろうと高をくくっていたので、地図も持っていないので、照りつける太陽の中、どうしようかと思って真っ直ぐに歩いていると、遠くのほうから、祭りの囃子のような音が聞こえてきてほっとします。

この辺は、「銀座」という地名のようです。かつて町の中心だった場所だと思われますが、それにしては、町が整然というか閑散としていて、商店街の匂いがしません。不思議なところです。

この祭りは、秋葉神社という防火の神様を祀ってある神社の祭礼です。
私の実家にある屋根神様という祠も秋葉神社を祀っています。東京の秋葉原も秋葉神社が近くにあったから付いた地名みたいですね。

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万燈とは、こんな形をしています。津軽のねぶたに似たような竹細工で組んだ張り子です。ねぶたは台車に乗せて動かすのに対して、一人の人間が持ち歩くというスタイルが特徴のようです。張り子とはいえ、数十キロの重さはあると思われます。

本体下の部分にバッテリーが見えます。これで夜間の照明をするんですね。

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各町内から、万燈が一同に集まる時間帯のようだったので、それにくっついて歩くことにしました。

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万燈の後ろには、太鼓を乗せた台車が続き、レディース軍団が華を添えます。
リーダーの掛け声に合いの手を入れ、昼間の暑い中から、盛り上がってます。

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市内の目抜き通りに少しずつ人が集まってきて、祭りは徐々に盛り上がりを見せつつあります。
続きはまたにします。


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