僕の前に道はある 僕の後ろに轍が出来る

元サイクリストが綴る自転車や散歩を中心としたブログです。

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蔵のある街~碧南を行く

前回の続きです。
R247で河川敷の広い矢作川を渡ると、碧南市になります。愛知県内ですが、この辺はほとんど来たことがない場所です。
衣浦湾沿いの工業都市っていうイメージが強いのですが、かつては醸造業で栄えた街だそうです。

R247から一本北に入ると、こんな町並みが広がっています。海があるっていう雰囲気ではないのですが、この辺りは大浜地区といってかつて港町として栄えた場所だそうです。湾の入り江みたいな感じで小さな漁港も残っていました。

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さらに1本入ると、小さな川があり、それを渡ったところには、TVのCMで見たことのある「九重みりん」の本社があります。なんでも、日本最古のみりんメーカーだそうです。細い路地裏みたいなところに、重厚そうな門構えが残っています。まだ現役なのでしょうか。周りには近代的な建物はなく、昭和の香りが漂っています。

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江戸時代の天明年間に建てられたという蔵。国の登録文化財として指定されている。
この中でゆっくりと熟成されるわけですね。ところで、みりんって調味料には違いないけど、酒の仲間に入るそうですね。お屠蘇(とそ)、養命酒もみりんの仲間だそうです。

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同じ建物を横からみたところ。いい感じで保存されています。けっこう巨大な建物です。

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九重みりんの隣にある西方寺という大きな寺の「太鼓堂」と呼ばれる建物。この辺りの学校のルーツだと書いてありました。清澤満之という浄土真宗の有名な坊さん(というよりも哲学者)ゆかりの寺としても有名だそうで、隣に記念館がありました。
信徒ではないのでその業績も詳しく知りませんが、司馬遼太郎のエッセイで日本の生んだ偉大な哲学者の一人として紹介されていたのを覚えています。

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大浜地区の町並みに溶け込んでいた床屋さん。今もたぶん営業中。

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運河沿いには、昭和の香りがする建物が並んでいます。のどかな昼下がり。

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R247の南側には、漁村そのもののこんな風景が残っています。しらす工場で、近所のおじさんおばさんが作業中。磯の香りがプンプン漂ってきます。新鮮なしらすでどんぶりをかき込んだらさそかしうまいことでしょう。

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クルマでは通った覚えのある衣浦海底トンネル。自転車は無料で通ることができます。ただし、車道のように徐々に海底に入っていくのでなく、地下11階(と書かれているが折り返しの踊り場を1階としてカウントしているので実質は5階位?)を下って海底に降りるのにけっこう疲れてしまいました。

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碧南は名鉄の駅のある市中心部の辺りも古い街並みが残っているようですので、いつかまた訪れてみたいところです。

衣浦トンネルから出ると、三河から尾張の国に戻ったことになります。
今日はこの辺で。




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- 2 Comments

齋藤電鉄ryu  

今は昔の話ですが・・・
卒業後すぐに勤めたカローラ店でセールスしていました。
詳しくは知りませんが、「衣浦在庫」 という用語があり
上司に「それってドコですか?」 と訊いても
「いいから 覚えておけばイイんだよっ。」 って言われました。
実は、後で知ったのですが それは
「長期在庫」の 隠語になっていました。
この辺りの事だったのですね~(笑

2011/05/26 (Thu) 19:37 | EDIT | REPLY |   

tmz2010  

こんばんは。コメント有難うございます。
「衣浦在庫」ですか、当然でしょうけど初めて聞く言葉です。業界ごとに色んな隠語がありそうで面白そうですね。

2011/05/27 (Fri) 23:23 | EDIT | REPLY |   

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