僕の前に道はある 僕の後ろに轍が出来る

元サイクリストが綴る自転車や散歩を中心としたブログです。

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師走の京都を歩く

今年も暮れようとしている。月並みな話だが齢を重ねる度に月日の経過が早いというのを実感する。

師走の京都に行ってきた。今まで行ったことのない場所をあちこち巡る特に目的もない小旅行。

何度か京都には来るのだが、行く場所はなかなか尽きることが無い。
自分の住む名古屋と比べて、中高生のようにどっちが田舎だ都会だと論じてみても仕方が無いが、街の立派さや人口の多さだけで都会ということはない、ことだけは感じる。

休日、閉館後、と今まで2回も訪れながら入れなかった二条城は、広い敷地内を歩き回っただけで疲れてしまった。
一言で言ってしまえば、徳川家が、朝廷および京の市民に対して、権威を見せ付けるために作ったお城である。しかし、徳川家がここを使ったことはほとんど無く、江戸時代末期の2代の将軍がここを訪れ、幕末に朝廷に呼び寄せられる形で攘夷の宣言に230年ぶりにやってきた家茂、この場所で大政奉還をして徳川家の歴史を閉じた慶喜、と徳川家衰亡のイベントの舞台となったのは皮肉なことだ。

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次に訪れたのは、妙心寺。龍の天井画を見るためだった。一昨年訪れた建仁寺はやたらに天井画を宣伝していたのだが、いざ見ると、確かに迫力はあるのだが、21世紀になって書かれたものと知り、少し興ざめしてしまった。

ここ妙心寺の境内は誰でも入れるが、龍の天井画のある法堂はガイド付きで観覧できる。

天井画は残念ながら写真撮影禁止。円の中心にある、八方みらみと言われるどちらから見ても見つめられている目、畳の上に寝転びながらしばらくは見ていたかったが、入れ替え制の案内のようで、そうもいかない。

龍の天井画があるのは、禅宗(臨済宗)の寺だけのようだ。龍神伝説というのは聞いたことがあるが、そのルーツはインド仏教にあるらしい。水を司る龍神が日本の古くからの自然信仰と結びついて普及したのだろうか。

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「紅葉まだ残ってます」という案内版に誘われて、境内にある退蔵院に入ってみた。

禅宗の寺らしく、美しい庭が通路の両側に2つ。陰陽の庭という。
敷砂の色が異なる2つの庭は、物事や人の心の二面性を伝えているとのこと。
陰があれば陽があり、陽があれば陰があるように、互いが存在することで己が成り立つ。
一面的なものは世の中にはないということ、一面的に物事を見てはならないということなのか、
判ったような判らないような....

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後から知ったのだが、JRのCMでも紹介され紅葉の名所として有名らしいが、シーズンが過ぎたせいか、ゆっくりと散策することができた。

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ピークは二週間前位、かもしれないが、紅葉をゆったりと愉しむにはこの時期もよいのかもしれない。
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- 2 Comments

じ~じ  

京都

今晩は
このところ、日本の仏教についてほんの少しだけ本を読んでいます。
これまで脈絡もなくただ神社仏閣を眺めていましたが、60も半ばになると、おいおいそんなことで良いのかな? と聞こえてくるのでね。tmzさんの記事は大人で、なかなかですね。

2015/12/23 (Wed) 22:14 | EDIT | REPLY |   

tmz  

No title

じーじさん こんばんは。コメント有難うございます。

エラそうなこと書いてますが、全く禅のことなんて判っていませんので、お恥ずかしい限りです。物質文明の中にどっぷり浸って育った新人類世代ですので。
時間も忘れ、デジカメもスマホも持たずに出掛けると何か違ったものが見えたりして...
なわけないと思いますが、歴史のこと、宗教のこと、アタマに入れて見ると、より楽しくなるんではないかと思ってます。


2015/12/24 (Thu) 22:36 | EDIT | REPLY |   

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