僕の前に道はある 僕の後ろに轍が出来る

元サイクリストが綴る自転車や散歩を中心としたブログです。

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信長出世街道をゆく

スキンサイドのタイヤは無いかとネット上を探していたが、結局見つからないので、無ければ在庫にある同じサイズのものを買うつもりで幾つかのショップを回ることにした。

2つ目に訪れたショップでタイヤの置いてあるコーナーをまさぐっていると、見慣れた2本のタイヤ(KENDAのKWEST)があっけなく見つかった。
聞く所によると、やはりこのタイヤはメーカーから入荷されないらしい。
たまたま完成品を買った人がスキンサイドが気に入らずに、黒と交換してくれと言われたために店頭に出していたものだということだ。
新古品という扱いになるが、それでもよいかと念を押されたが、迷わず購入した。

そんな経緯で手に入れたタイヤを装着し、早速ポタリングに出る。
今日のコースは、通称「信長街道」と呼ばれる清洲~蟹江の道である。
AM9:30自宅を出発、クルマの多い旧国道22号線を通り、清須へ向かう。
鉄筋コンクリートの清洲城を横目に、五条川沿いをしばらく走る。
良すぎるほど良い天気の日曜の朝、クルマも殆ど通らず、まだ涼しい。日差しは強いが、気のせいか先週よりも幾分涼しいような気がする。

工事中の法界門橋を渡り、旧甚目寺町(あま市)へ。この辺りは以前に通った津島街道と重なる。とはいえ、信長街道というはっきりとした道や道標が残っているわけではない。
甚目寺観音の前にある道標を南に向かう。道標の文字は古過ぎてよく判らないが、佐屋街道へ向かうようなことが書いてある。

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しばらくは、時折センターラインのあるような比較的広い道が続く。東名阪にぶつかったので、歩道橋を渡り、同じ方向へ。旧大治町の西条という集落に入る。この辺りは道幅が狭くなったかと思うと、旧街道っぽい町並みに古い大きなお屋敷がある。「柳街道」と書かれた標識があるから道は間違って無さそうだ。まもなく佐屋街道と思われる広い道に出たところで、初めての休憩を取る。

しばらく佐屋街道に沿って走った後、秋竹の交差点を左折して南へ。この辺りから道が定かではない。はっきりした道が残っている訳でもないので、あまり厳密に考えず、古い集落のある方向で、神社やお寺が道沿いにあることを目安にして南へ走る。

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と思っていたらいつの間にか新しい家ばかりが並ぶ団地の中に迷い込んだと思ったら、終わり中央道まで出てしまった。あきらかに西に向かい過ぎなので、東名阪を過ぎたところで、大きく東に旋回。

意外に距離は短く、すでに蟹江町に入ってしまったようだ。蟹江川と思われる川に出たので、古い町並みが残っている須成地区まで戻ることにした。AM1100。

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須成地区では、信長の時代から続く古い祭りがあるという。津島の天王祭りと同じような、まきわら船を使った川祭りだそうだ。けっこう狭い川なので、何処から川に船を入れ、橋はどうやって通すのかと思ったら、巡航の開始点と思われる神社から2つ目の橋に、こんな仕掛けがある。初めて見る跳ね上げ式の橋だ。祭りの時にしか上げないと蟹江町のHPに書いてある。しかし、その次の橋には同じ仕掛けが無いところを見ると、ほんの短い距離しか巡航しないのだろう。

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この辺りは有名なゼロメートル地帯で、川よりも低い場所に当たり前のように家が建っている。堤防沿いの入り口は2階で、本当の玄関も1階にあるというお宅もある。そのうちに、古い黒壁の商家があった。堤防の下へえらく急な坂道が続いているので、見てみたくなる。

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堤防を下りると、川に沿って走っているいかにも古そうな道がある、と思ったら、これが探していた信長街道だった。地面にもペンキでそう書かれている。説明板があり、信長19歳のころ、清須攻めの時に部下を引き連れて通った道とある。出世街道と呼ばれる道を、終点から逆に下ってきた自分はいったい・・・?

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蟹江川にそって堤防沿いを南下する。川の水は汚く、狭くて河川敷のような場所も無い。ひとたび大雨ともなれば、この川の水は何処まで水位が上がるのか、普段でも決して水量は少なくは見えない。よほそ優れた排水システムが備わっているのだろう。それでも、この川沿いには昭和の匂いがする町並みがそのまま残っている。蟹江は、この川を中心に発達してきた町だということが良く判る。なんか昭和の古い映画に出てきそうな銭湯。(今は営業していない)

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もう少し南に下ると、何やらレトロなレンガ作りの建物がある。「甘強(かんきょう)みりん」の事務所のようだ。現在は使われておらず、文化財の指定のプレートが付けられている。
その奥には、昔の造り酒屋のような木造の建物がある。よくあるブランドの名前がついた木製の看板があり、これも古そうだ。そう言えば昔、TVでCMをやっていたのを見た覚えがある。

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建物も渋いものがあるが、先ほどと同じように堤防を下りていくと、また何とも雰囲気のある家並みが登場する。左側は醸造工場か何かだろうか。まだ現役で使っていそうな雰囲気である。レンガ造りの事務所の裏にも細い路地があり、工場の敷地の中のような感じで続いている。
味醂はお酒の親戚なので、普通の日本酒も作っているようだ。

蟹江の町は今まで通過したことしか無かったが、こうして自転車で回ってみると、なかなか見どころもあることが判った。名古屋の隣り町ではあるが、昭和へのタイムトリップをするのにいい町かもしれない。
帰り道は、なんとなく最短距離を走って往路の半分以下の時間で帰宅した。

本日の走行距離:38.89km

※地図は予定ルートなので実際の走行ルートではありません。


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- 4 Comments

じーじ  

今晩は、
スキンサイド見つかって良かったですね。
当たってみるものですよね。
40年前の北海道キャンピングではソーヨーのオープンサイドを履いてましたが、当時の道内の道路事情は最悪で、数回パンク修理をしましたね。選択が明らかに間違ってました。

2010/09/14 (Tue) 20:56 | EDIT | REPLY |   

tmz  

こんばんは。
昔のオープンサイドはサイドの皮膜が薄くてパンクしやすかったですね。私も経験があります。
今のは、オープンサイド風というか、ゴムの色が違うものを張り合わせてあるのか、表面コーティングしてあるだけなのか、丈夫は丈夫ですけどね。
今まで最もパンクしたのは、700×25Cのタイヤを履いていた時です。今では当たり前になった細いWOタイヤがあまりポピュラーでなく品質も悪かったんだと思います。
今の小径車はバーストはしましたが、まだパンク経験ゼロです。

2010/09/15 (Wed) 21:07 | EDIT | REPLY |   

miho-papa  

こんばんは。
記事見させてもらいました。
tmzさんの場合は自転車で走る合間の写真、自分は自転車は撮るための
移動手段なので、撮り方が違うのはしかたないですよね。
自分が今回の距離を走って撮影してたら、たぶん100-200枚位撮ってます。
で、3回編で各15枚使った記事に。
実は大学時代はサイクリング部で自転車旅行をやってました。
最初はレーサー、途中からランドナーでした。思い出話はまたいつか。
では、また見させてもらいます。

2010/09/17 (Fri) 21:22 | EDIT | REPLY |   

tmz  

miho-papaさん。
こんばんは。コメント有難うございます。
私も学生時代はサイクリングのサークルを作って走ってました。クラブの体を為していないまま卒業してしまいましたが。
下手な記念写真でもいいので取りつづけていきたいと思ってます。
今後ともよろしくお願いします。

2010/09/17 (Fri) 23:24 | EDIT | REPLY |   

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